少し前に開催した勉強会での話し。
この時のテーマは「商品戦略」。

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冒頭、竹田先生の説明で、


「商品はお客のお金と交換できる
 唯一の手段であると同時に、
 利益を作り出すただ一つの手段」


から「商品は手段でしかない」と。
そう注釈をした上で、


「皆さんの会社が提供する商品で、
 買ったお客が手にするモノは
 何でしょうか?」


その「モノ」を、まずは具体的で物質的な
「物」としての商品でお尋ねをしました。
続いて、用途・効用など抽象的な
「コト」としてのサービスでお尋ねを。

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そのお答えに引き続き、


「では、そのコトで
 差別化できるでしょうか?」


さすがに、同業者100人中、
戦略実力が上位10番に入っている
と自負されていた社長様からは


「差別化した結果が今です」


と、さすがです〜天晴れ!

他の方からは強張った顔をしつつ、


「物でもコトでも同質化してます」


その延長で、DVDを鑑賞しながら
ご一緒に考えていきましょう、
となるのですが、そのように私が
言う直前に、別の方が挙手をされ、


先生
 具体的な答えは何ですか?
 答えてくれないと分かりません」と。


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以前に、ある方からの言葉として、


「経営コンサルタントとかに
 質問して、具体的な答えを聞くと、
 そこで質問した人の思考が
 停止してしまう・・・
 だから具体的な答えは言わない


とお聞きしたお話を思い出しました。
当然、そんな挑発的な言葉を私は
口に出来るはずもありません。

しかし、この勉強会では、少し前に
ランチェスター経営は古い」と
言われてましたので、その時に
お応えした内容に重ねて、


「その具体的な答えは、
 今から竹田先生が、
 ランチェスター法則や戦略を基にして、
 解釈する内容で説明されます。
 しかし、具体的になればなるほど、
 教材が製作された時より少し前の時代で
 ようやく当たり前になったことしか
 説明していませんし出来ません」

「しかも、本や教材で、
 竹田先生なりの解釈で
 弱者の経営戦略として
 多々紹介されているのですから、
 それを、そのまま実践することは
 既に当たり前となったことなので
 何ら差別化されてないんです」

「その結果、市場が縮小する中で
 大手コンビニ各社が
 当たり前のように
 弱者の戦略概念であった
 接近戦や直接戦である 
 食材などの宅配をし出すと、
 同質化してしまい、量を投下できる
 大手の方にお客は奪われてしまう。
 弱者の会社は、原則に基づき
 もっと特別な対策が必要になる

「だから繰り返し学ぶべきは
 よりオリジナルとなる
 ランチェスター戦略であり
 ランチェスター法則です。
 そこから個々人が独自の解釈をして
 徹底して差別化を図らないと

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それでも挙手をされた方は、
ピンっとされていなかったご様子。

しかし、DVDの最後の最後に、
竹田先生は「モーツァルトの名言
を紹介して締めています。


モーツァルトが言うには、
どのようなメロディを作るかは
誰も教えることはできない。

どのような商品を手掛けるかは、
その人の性格や、これまでに
どのような仕事についてで決まる。

一番ダメなのは、
「儲かる商品はありませんか」
「何か良い商品はありませんか」
という相談。研究不足の証拠。

自分が愛着を感じる商品は
本気で研究するので、より詳しくなる。
あなたの体から出てくる商品は
なんだろうか?

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勉強会が終わって、参加者の中で
ご質問された方と私とのやりとりを
客観的にご覧になっていた方から、


「伊佐さん、ムッとしてたでしょう?」



「あ?分かった・・・申し訳ございません」


はい、失礼しました。