「戦略☆社長」DVDで、
バタビンついて言及している
「第3章 戦略と戦術」
その締めの部分から。


(社会人になってから)
35歳までに担当する仕事は全て戦術。
その後、独立して社長がする仕事は、
ほとんどが戦術になる。

しかし、戦略は戦術の延長戦にはない。
戦略を分かりやすく教える所もない。
結局、目で見えて、体を動かす仕事が
経営の仕事だと信じ込む社長が多くなる。

(そのこともあって)社長の中には
「戦略も戦術も関係ない。
 とにかく売れればいいのだ」
と言う人がいる。

こういう人は、経営能力の何倍も
広い地域で営業し、
「バタバタしている、
 バタバタしている」
を口グセのように言いながら、
落ち着き無くバタバタと走り回っている。
また、眉と眉の間にシワを作って
セカセカと仕事をしている。

こういう人でも外見から見ると、
「仕事熱心な立派な社長」と映る。


また、先日の「戦略社長塾」に
ご参加の幹部社員の方から、


「そんな外見から見ると
 真面目で仕事熱心な社長は
 会社を潰すって30年前に聞いて
 その時、社長に相談して
 方向転換したから今がある」


とお聞きしました。

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以前にも、乃木将軍の話題に触れ
真面目なだけでは社長は務まらない
とご紹介した内容と重なります。
そのことは今も変わりがありません。

しかし、一生を戦術社長で過ごすなら
その選択肢しか残されてないでしょう。

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経営戦略の無い人が集うような各地の
経営者団体や、いろんな経済団体
お付き合いで下請け仕事を貰うだけ。

真面目だから食べるだけは出来ました
が、今後の行き着く先は共倒れかも・・・

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ちょっと待った!

先のように30年前で「会社を潰す」
と言われていたとのことですが、
当時の黒字企業割合は50%前後

25%を切る今だと、こんな外見から
見ると真面目で仕事熱心な人は
社長になることすら禁止なのかも。

肝に免じておきましょう。