先日、ランチェスター経営(株)の事務所に
お寄りして、竹田先生にご質問した時、
その答えが書いてあるテキストに、
付箋紙代わりに挟んでいただいた紙が、
この新しい(?)ハガキでした。

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戦略本来の意味

戦略の語源は古代ギリシャのストラテジアで、
直訳は将軍の術になり、経営では社長の経営術
になります。その意味は全社的経営競争の
勝ち方のルールや知恵に。
その社長の経営術は4つの要因で構成されています。

1番目は、社長が責任を持って担当すべき
 役目を正しく認識することになります。

 社長の役目は、10人、30人、100人、
 300人、1000人の節目で変わり、
 一定したものではありません。

2番目は、役目のやり方の習得になります。
 通常これを戦略と呼んでいます。
 ランチェスター法則の研究から、
 そのやり方には2種類の方法があることが解り、
 内容は全く正反対になっています。

3番目は、社長の役目をどの位本気で実行するか、
 実行力になります。

 その実行力の7割は仕事時間量で決まります。

4番目は、社長の人柄や人徳になります。

この4つが社長の経営能力になり、これらの実力が
同業者100人中5番以内に入ると業績が良くなります。


(少し復習と再確認で)

これが、社長の経営術である戦略を学ぶ上での
順番とも言えますし、ウエイト付けの高い順番に
並んでいるとも言えるでしょう。

となれば、仕事時間量を多くする前に、
会社の規模で変わる役目を正しく認識した上で、
強者の戦略と弱者の戦略の違いを理解して、
身の丈にあった弱者の戦略で経営しているか
どうかが肝心となります。

闇雲に戦略無き長時間労働していては、
結局は無駄ばかりのバタビンに陥ります。

人柄や人徳も大事でしょうが、戦略に基づき
きちんと経営をした後での課題かと。
人柄も良く人徳者であっても、赤字を垂れ流し
している社長は、社会に対して害悪を撒き散ら
しているに過ぎず、ほどなく追放〜倒産です。

*ここの意味が分からなければ↑
  安易に社長になってはいけません。

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今回、「戦略」の翻訳者が見つかったことで、
このハガキも書き換えるんでしょうか。

8月12日(月)のセミナーで明らかになる
・・・かも知れません。
(忘れてしまっているかも・内緒)