一昨日に開催の「戦略☆名人」マラソン
前半の「第5章 弱者の戦略ルール」
に続いて午後からの後半は
「第6章 差別化戦略」です。

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この内容は、既に触れてますが、
昨年末特別編・ランチェスター法則
応用の「差別化力の高め方」勉強会
ほぼ同様で、そちらへもご参加された
お二人にとっては、まさに

どこかで見たぞ!?」&
どこかで聞いた?!」状態でした。
それでもご熱心に有り難うございました。

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今回は少し角度を変えた問い掛けを。

初代内閣安全保障室長佐々淳行氏
氏の危機管理に当たって基本は
悲観的に準備し、楽観的に対処

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それに準じて、この「戦略☆名人」でも
「差別化も細分化も困難な場合は、
 撤退するしかない」とあります。

今、撤退(倒産ではなく廃業)するなら、
どのような処置(借金の額など)が
必要だろうか?

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余りにも唐突で、ともすれば勉強する
「やる気」に水を注ぎかねないですが、
これこそが、


<軍隊の格言>
・目標の規模に、手段を合わせるな。
 手段の規模に、目標の規模を合わせよ。

戦国策の教え>
・鶏口となるも牛後となるなかれ

竹田陽一の教え>
・市場規模が大きな商品は儲けも多いと
 経営規模が小さな会社も下心を出して
 参入するケースも多いが、結局は
 業界内での地位ではビリ(=牛の尻)。
 しかも赤字続きなら、牛の尻に付いた
 フンクズと同じ。そういう会社は
 不況の雨が降れば業界の肥料に。
 これを「有機肥料」と呼ぶ。


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弱者の会社が間違って強者の戦略を
実行すると、時間を投下すればするほど
効果性が落ちて損をするんです。
それがランチェスター法則の2乗作用。

がむしゃらに頑張るだけが能じゃない。

これに近いことを何方かが言っていた
ような気がしますが・・・