これはランチェスター経営竹田先生著書
なぜ、「会社の数字」は達成されないのか?
の中でテーマとなった項目です。

出版された当時も、一部をご紹介しましたが、
最近、同じ事で壁にぶつかっている方が
勉強会にご参加されています。
また私自身も備忘録として、
改めて詳しくご紹介しようと思います。

nazek



【会社の将来は「自分の性格」を踏まえておくこと】
(一部、修正して抜粋)


経営計画を立てる際、誰もが
自分の会社の将来を考えると思います。

現在経営している会社の7年先や10年先を
考えるのは、簡単ではありませんが、
やはり「将来計画」も必要になります。


方法としては、まず将来やってみたいことを
個条書きで記入していきます。

その後、いつ頃それを手掛けるかだけを、
大まかに記入していきます。
こうすると将来の展望が、
ある程度はっきりしてくるでしょう。


「将来の計画」を立てるとき、一応
押さえておくべきモノがあります。

それは「自分の性格」です。
あなたの性格が経営規模を拡大することに
関心が強い「量の拡大型」か、それとも
経営内容を良くすることに関心が高い
「質の充実型」かが、会社の将来に
少なからず作用するからです。

★「量の拡大型」の人は、やりすぎで
 失敗する人が多くなるので、この
 歯止め対策として、自己資本比率
 従業員1人当たりの自己資本額の2つが
 「◆◆のレベルに達しないと拡大しない」
 と決めておくと安全度が高まります。

→より詳しくは「財務戦略」を学びましょう!

★「質の充実型」の人は、最悪の場合でも
 自分の給料をギリギリまで押さえれば
 経営が続けられる利益計算をしてみて、
 思い切って人を入れることを考えてみる
 と良いでしょう。

→より詳しくは「組織戦略」を学びましょう!


自分の性格が、この2つのどちらかを考えに
入れて会社の未来を考えてみてください。

もし、そのどちらかが自分でもはっきりしない
場合は、「当分の間、空白にしておく」と
書いても問題ありません。

まず、この本では、あなたが1年間で何を
実行するかに標準を定めています。
ですから、あなた自身に会社の業績を
上げるための実力が付いてからでも
遅くはないのです。


独立起業して間もない時期は空白でもOK。
ですが、5年〜10年経っても空白だと、
会社の業績を上げる実力不足のままである
物的証拠となるかもしれません。

そうなれば、ほどなく空中分解・・・