昨日に開催しました
【久留米】ランチェスター戦略☆社長塾
テーマは「第3章 戦略と戦術」

その最後の最後の場面で、
(一部を加筆抜粋)


・・・学校を卒業した後、
35歳までに担当する仕事は全て戦術。
その後、独立して(5〜10年)社長が
する仕事は、ほとんどが戦術になる。


しかし、戦略は戦術の延長戦にはない。
戦略を分かりやすく教える所もない。
結局、目で見えて、体を動かす仕事が
経営の仕事だと信じ込む社長が多くなる。


そこで、ご参加されていた中の
ある社長様が、開口一番、

「これ、まさに僕のこと!」


ここまでに、戦略と戦術の違いを、
語源に基づいて説明してきた。
さらに、強者の戦略と弱者の戦略に
ついて説明してきた。


しかし、社長の中には

「戦略も戦術も関係ない。
 とにかく売れればいいのだ」

と言う人がいる。


こういう人は、経営能力の何倍も
広い地域で営業し、

「バタバタしている、
 バタバタしている」

を口グセのように言いながら、
落ち着き無くバタバタと走り回っている。
また、眉と眉の間にシワを作って
セカセカと仕事をしている。


こういう人でも外見から見ると
「仕事熱心な立派な社長」と映る。


しかし「戦略なき経営はムダが多い」
のたとえ通り、バタバタ走り回っている
割に業績が悪く、会社も社長個人も
お金に困ってひどく貧乏している。
これを、バタバタ貧乏、縮めて
バタビン」と呼ぶ。


バタビンになると、大きな交通事故を
起こしたり、ストレスから早死にの恐れが
あるので、バタビンの傾向がある人は、
くれぐれも用心してもらいたい。


その社長様は、この後ずっと腕組みをし
ながら、うなづき続きで鑑賞されてました。
笑顔も無く・・・

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独立起業から10年目を目前にされ
迎える「壁」が、お解り頂けたようです。

「バタビン」の「バタ」それ自体は悪くなく、
それを上手く業績に還元する出来れば
OK、どうなるかは社長次第です。

★「バタビンの行動エネルギーを
  業績に還元する方法」をご参照ください。