昨夜の大雪の中、ようやく手元に届きました。

「孫子からランチェスターまで
 戦略的発想・思考法が身につく!
 兵法と戦略のすべて(STRATEGY & TACTICS)」

 武岡淳彦 氏・著(1987年10月初版)

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中帯には(この帯は後付でしょうから)、


*“戦い”に直面したとき、
 人間はその全知全能をかたむける。
  古今東西の“勝つための知恵”、
  それが兵法と戦略だ!

*ビジネスマンの必読書「孫子」、
  リーダーシップの本質を鋭く衝く「君主論」
 組織統率の要諦を説いた「総帥綱領」、
  第1級のマーケティング戦略「ランチェスター理論」。

*弱者の戦略、戦わずして勝つ方法、
 戦略発想、正と奇、状況判断、
  主導権のとり方、オペレーションズ・リサーチ、
  指揮・統率。

*ナポレオンとクラウゼヴィッツ、
  上杉謙信と武田信玄、
  信長・秀吉・家康、諸葛孔明。


ちょっと山盛り&天こ盛りって感じしますが、
確かに「孫子」「論語」から旧陸海軍の戦略・戦術、
そして、ランチェスター法則で締めになってます。

それよりも「まえがき」に勢いを感じ取り、
折角ですからご紹介します(一部抜粋)


 まえがき

 誰でも、命がけの状況下にあっては、
 知恵と努力の限りを尽くします。
 科学技術が、大きな戦争のあるたびに
 飛躍的に進歩をしているという
 歴史的事実も、その証明の1つでしょう。

 人間は「戦う存在」です。
 太古にケモノと対決したヒトも、
 中世に一騎討ちの勝負をした人も、
 集団の激突による近代戦を指揮した人も、
 勝つために、創意と工夫をこらしました。

 兵法とか戦略とかいうと、縁遠く
 時代のズレを感じる人がいるかも知れません。
 しかし、これは先人たちが身体を張って
 打ちたててきた人類の知恵であり、
 より強く生きたいと願う人に残された
 セオリーの宝庫なのです。

 今日でも、戦いの状況は至るところであります。
 困難な目標を達成するため、
 ライバルに勝つため、
 ビジネスマンはもとより学生から主婦まで
 何らかの戦いをしています。
 集団戦になれば、指揮・リーダーシップ
 問題となりますが、これも兵法のテーマです。

 企業戦争から外交交渉まで、
 社会が国際化するにつれて、
 戦略的発想の大切さが叫ばれるようにもなりました。

 兵法の本質を一言にいえば、
 「最小のエネルギーで最大の効果を求める」
 合理主義の追求です。
 野球の一点差ゲームのように力量伯仲した同士では、
 投球交替のわずかな遅れや、
 チームプレーのちょっとした拙さ−
 つまり兵法を知るか知らないか、
 戦略思考があるかないかの差で勝負が分かれます。

 目標達成の技術、勝つための知恵を
 身につけるには、 兵法に学ぶのが近道です。
 本書では古今東西の戦いを整理、
 勝つための法則を導き出しました。
 読者各位のビジネスや処世に
 活かしていただければ幸いです。
 

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これで、軍師ご推薦の4氏の著書が揃いました。

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後は・・・読み込むだけです。
「知的冒険への旅立ち」が始まります。
(睡魔との戦いも残ってますが・苦笑)