昨日に市来道啓税理士事務所様
開催の【宗像】ランチェスター戦略☆社長塾
でも、少し触れました【粗利益データ】、
純利益自己資本データも触れました)

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以前にランチェスター経営(株)のブログで
その見方をご紹介してました。

その一部を、若干の加筆・修正して、
改めてご紹介させていただきます。


今月にご送付するDMに、
【中小企業、1人当たり年間粗利益調べ】
を同封させていただいてます。

以前に、この【粗利益データ】の見方として、
簡単な資料を竹田先生が作ったモノが有り、
その抜粋で、ご参考までに↓下記ご紹介します。


1.損益は粗利益が大本になる

  人件費やそのほかの経費はもちろんのこと、
  借入金の返済も粗利益の中から支払われて
  いますから、損益計算書をチェックするときの
  1番目は【粗利益】になります。
  その粗利益は、従業員1人当たりの金額にし、
  業界平均と比較してみるとよく解ります。

 
2.平均の10%〜15%増しを目標に

  粗利益の金額が業界平均の10〜15%
  多くなると、経営がグンとやりやすくなりますから、
  経営計画を立てるときは、これを目標にすると
  良いでしょう。


3.業界平均の粗利益が500万円以下の
  業界に進出するのは考えもの。

  業界平均の粗利益が「500万円以下」の
  業界では、生業にはなっても家業に
  なりにくくなっています。
  (ほとんどの飲食業や大半の小売業など)
  こうした事情から1人当たりの粗利益が
  500万円以下の業界に進出するときは、
  思い切った革新が必要になります。


追記>この粗利益のデータは、(株)ハードリング
   軍師:岡漱一郎様が「建築リフォーム社長塾
   などで常に重視されている数値です。
   その時に、よく話される点を追記します。
   (この数値を身近に活用できます)
 


4.業界平均の粗利益を超えるまでは、
  どんなに業務が忙しくなろうとも、
  安易に従業員を増やすことをしないこと。

  一度、その掟を破ると、自然と規模の拡大
  だけで、自己資本が蓄えられないまま
  会社組織が水膨れしていていく。
  最後は風船の如く、会社がパンクしてしまう。

粗利益と労働分配率












また、この【粗利益】の裏に【労働分配率調べ】
を掲載してます。業界平均の粗利益と、
業界平均の労働分配率が解れば、
業界平均の人件費を導くことも出来ます。
(全て、黒字企業平均)

それぞれの計算式などは、元となるデータ
提供されているTKC経営指標(BAST)
などをご参照ください。


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以上のような内容も、昨日の社長塾では
脱線混じりでご説明させていただきました。
データの詳細は、専門家である(笑)
市来道啓税理士事務所様まで。

皆様、遅くまでご熱心に有り難うございました。