昨日は、連休の後半にも関わらず、
独立起業★若手社長塾」を開催しました。
ご参加は、50歳代の方お一人。

参加者が、もう数人いるだろうと思い、
前日に自己紹介の練習をされてくるほど
律儀で真面目な人柄が溢れた方でした。

「勉強会のタイトルに【若手社長】と
 あったので、私のような50歳を超えた人は
 対象じゃないのかと不安でした」とも。

せっかく、それだけ練習をされてきたのですから、
本題に入る前、いろいろお話をお聞きしました。

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50歳を超えてますが、実はまだサラリーマンで、
オナーとして飲食店を数店もっているそうです。
まさに、本当の週末起業家です。

オナーですから、今まで飲食業の経験はなく、
ほとんど全てを現場のスタッフに任せていると。
戦略面も知り合いの飲食店オーナーから
いろいろと意見を聞き入れており、ご本人は
ほぼお金を出しているだけの状態とか。

ところが50歳代に入り、サラリーマンだけで
終わるのも腑に落ちない人生だと思うようになり、
片手間だった飲食事業に、どっぷりと入り込む
ためにも、改めて経営の勉強をしようと。

そんな中、知り合いのオーナーから、
ドラッカー経営学を優しく紐解いたのが
 ランチェスター経営」と言われて申し込みを。
(だからか、ドラッカーの話しで脱線ばかり)

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少し的外れな(?)知り合いの助言もあって、
今回の参加に繋がったようです。
(有り難うございます)

お金を出している飲食店ですが、スタッフ任せで、
絞り込んでいる客層も、この人自身とはかけ離れた
OLで、実際にお客さんの90%にも達するとか。
ますます、ご自身がお店から遠のく原因に。

そんな中で、いきなりストレートに
モーツァルト名言」をご紹介しました。

『どのようなメロディを作るかは、
 誰も教えることはできない。

 このことと同様に、どのような商品を手掛けるかは、
 その人の性格や、これまでにどのような仕事に
 ついてきたかでで決まる。

 一番ダメなのは
「儲かる商品はありませんか」
「何か良い商品はありませんか」
 という相談。研究不足の証拠。

 自分が愛着を感じる商品は
 本気で研究するので、より詳しくなる。
 あなたの体から出てくる商品はなんだろうか?』

あまりにストレート過ぎたかと危惧していると、
参加者は逆に、やる気が出たようでした。
やはり、律儀で真面目な人柄が溢れた方です。

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ちなみに今日↑その飲食店の近くに行く予定が入った
ので、営業時間前ですがお店にもお寄りしました。

なかなかどうして渋いお店ではないですか。
え!ここは本店では無い?
失礼しました。