「大安、仏滅、友引物語の葉書」完成として、
ランチェスター経営(株)から皆さんに
案内メールや案内DMが届いていると思います。

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何となく不思議な文章と共に・・・


  大安、仏滅、友引物語の葉書」完成

これは昔の天気の呼び方でした。
信じられないでしょう。

日めくりカレンダーには必ず印刷されているのが、
大安、仏滅、友引などの「六曜(ろくよう)」です。
これは昔の中国の「天気の呼び方」でした。

1日中晴の場合は大安で、朝方は晴れていたが
夕方は曇って小雨が降ったら先勝です。
一日中雨が降ると遠くの山々が見えなくなる
ばかりか、近くのお宮の木も見えなくなるので、
これを「物が滅(めっ)した」ということで
「物滅」と呼びました。
空亡という呼び方もありました。

同じ天気が2日続いたら友引になります。
梅雨のときに何日も雨が続いたら物滅の友引が
何日も続き、梅雨が明けて晴が何日も続いたら、
たとえ物滅の日があったとしても、
大安の友引続きとなります。

後にこれが戦いを始めるとき、
占いに使われるようになりました。
日本には鎌倉時代の終わり頃伝わったのですが、
ほとんど使われてなかったそうです。

江戸時代の後期、文政時代には印刷技術が発達した
ことで暦が作られ、町人の間で広く使われるように
なりましたが、これに六曜が印刷されたのです。
印刷の仕方は「旧正月」を起点に、先勝、友引、
先負、物滅、大安、赤口(しゃっく)の順にし、
2月になると1つずつずらして、友引、先負の順に、
3月はさらに1つずらして、というようにしました。

このときある印刷屋の「オヤジ」が、
物滅を仏滅と勝手に変えて印刷しました。
これが現在まで伝わっているのです。
つまり今使っている六曜は、200年ほど前の江戸時代に
決められた「超・長期」の「天気予報」だったのです。
しかし、今は人工衛星を使って天気予報をしているのです
から、江戸時代に決められた長期の天気予報は
「廃止」しなげればなりません。

ところが、ほとんどの人はこの事情を知らず、
結婚式の祝事を初めとして地鎮祭や棟上げ、
さらに創立記念日の行事を決めるときは、
江戸時代に決めた長期の天気予報に左右され、
中でも印刷会社のオヤジが勝手に変えた仏滅を
ひどく避けているのですから、
考えてみればずい分と滑稽な話です。

この事情を、図によって解かりやすく説明した
「はがき」を作りました。お客様に出す、
そのつどメールや定期メールにこのハガキを使うと、
注目率が高くなるので効果が上がります。

試しに一度は使ってみませんか。


竹田先生は、 「顧客戦略」DVDの中で、
「封筒の印刷をお客中心に直す」の最後に、
ランチェスター経営(株)で使っていた
封筒をご紹介してます。

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その中で「般若心経(日本語訳)」が書かれた
封筒を紹介する際に語っているのが、


「貰った人が、さぞビックリされるでしょう」


これらのツール、貰った人を驚かすのが目的であり、
役に立つよりも逆に不便かもと私は危惧してます。
(〜と言いつつ、使っていますけど)