野球は見ないランチェスター経営なので、
地元での日本シリーズは鑑賞せず。
その代わりに野球映画を鑑賞。
(逆に本末転倒かな・苦笑)

ブラッド・ピット主演で話題の
マネー・ボール

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マイケル・ルイス氏による大リーグでの
実話に基づく小説が原作。その原題が
Moneyball: The Art of Winning An Unfair Game
(マネーボール:不公平なゲームに勝利する技術)

当時のオークランド・アスレチックスのGM
(ゼネラル・、マネージャー):ビリー・ビーンが、
独自の統計法(セイバーメトリクス)を用いて
貧乏チームを常勝まで導く様子が描かれてます。

当時、選手の総年俸が、ニューヨーク・ヤンキース
1億2600万ドルに対し、アスレチックスは
3分の1の4000万ドルとの資金力の差。

この差では、同じ戦い方をしてはダメでしょう。
(実際は同じ地区では無いので戦いはしませんが)
だからか、ビーンのセイバーメトリクスによれば、
出塁率を重視して、盗塁と犠打は極力避ける
とのことで、まさにランチェスター弱者の戦略か?

★詳しくは、AllAbout
 『マネー・ボール』を検証するをご参照。

ただ映画では、データや理屈・理論だけでは
人は動かないし、何よりお客さんが喜ばないのも
上手く表現されていました(&周りを不幸にさせたし?)。

映画自体も割と話題のようなのでお勧めです。
イチローも出てますし(モニターにチラッと)。
また、何かと話題になっている某・G軍の
茶番劇と見比べるのも面白いかも。
(金のあるチームは何しても話題になるな・・・)
あの映画に雰囲気が似てるな〜と思ったら、
同じ人(アーロン・ソーキン)なんですね。

しかし、CMではAC/DCの「マネートーク」が
流れていますが、映画ではジャーニーくらいしか
ロックはかかってませんでした〜残念。

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それにしても、もしかすると映画自体も制作費
多くは、ブラッド・ピットのギャラなのかも。
本の表紙まで変更させる力がありますから。
(元は、こんなカバー↑でした)

演技が良かったからOKでしょうか。
映画自体も「ナチュラル」と見間違うほど?