本日は「ランチェスター古(ふる)マラソン」、
「弱者必勝の経営戦略」ビデオから
「弱者の経営戦略(その2)」を鑑賞し開催。

この「その2」では、差別化と細分化と、
別途ご紹介済みの図表の事例もある内容と。

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後半にある↑この図表は分かりやすいと好評でした。

前半の差別化・細分化に関してはワンセットにして
取り組み、その差別化・細分化に成功するには、


1.高度の戦略知識が必要。

2.独創性がある知恵やアイデアが必要。
  そのためには、差別化に成功した事例を20以上、
  失敗した事例を20例ほど集めて研究

3.リスクを恐れない挑戦心、決断力、勇気が必要。


と、竹田社長は段階を設けて説明してます。


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この事例を集めて研究するという点は、
竹田社長が以下のように掲げる中にも見て取れます。


ランチェスター法則を実際の経営に
応用して、成果を出すには


1.経営がどういうものか、経営の全体像を正しく理解。
  商品・・・などの8大要因と同時に、利益性の原則、
  戦略と戦術との違いを含む実行手順を。

2.ランチェスターの第1法則と第2法則自体の理解。

3.レベルが高い独創的な応用の知恵や工夫。

 特別な才能が無い普通の人が、独創的な知恵を
 生み出すには、以上のように段階を踏んで
 長期間の勉強をしながら、30例〜40例と
 事例を集めて検証する事が欠かせない。


単に成功事例の研究だけでは、
本当の差別化には不十分なんでしょうね。

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また、事例だけを勉強しても、その人自身の持つ
戦略能力が高まっていないと「良い話を聞いた」
で終わり、物語は単なる物語でしょうから。

もっと言えば、経営それ自体を勉強していないと、
何に適応して良いか分からずに、結局は、
他人の猿マネによるような流行りモノに手を出して
・・・まさに狂者の戦略か?

やはり、段階を設けた勉強が必要なんでしょう。
その上で、竹田社長による1,600社の倒産企業を
取材したその裏付けによるランチェスター経営は、
凄いんでしょうね〜いやはや、天晴れ!