日経ビジネス」の最新号(2011.5.9号)
その「1分間で読める超ビジネス書レビュー」で
思わず共感してしまい即、amazonで注文した本、

生き残る判断 生き残れない行動
 アマンダ・リプリー著(光文社、2,310円)

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米「タイム」誌のシニアライターである著者が、
9・11テロハリケーン・カトリーナなどの
災害に生き残った人にインタビューした本。

同じようにこの本を読んで、東日本大震災に重ねて
レビューを書かれたブログもありました。
(本当は、このレビューが私を注文に駆り立てた)


・「生き残る判断 生き残れない行動」を読んで、 
  東日本大震災の例と一緒に考えてみた(1/2)

・「生き残る判断 生き残れない行動」を読んで、 
  東日本大震災の例と一緒に考えてみた(2/2)


どちらのレビューとも、タイトルに記した
「非常時に脳は停止する」と結論を出されています。
特に、ブログに書かれたレビューでは下記のように、



・「非常時には、脳は機能を停止してしまう。
  だから何をすべきか事前に知っておくべきだ」

 飛行機事故で怪我が比較的に少なかった人や
 生存者が、出発前に安全図を見て最寄りの出口の
 確認をしていたように、多くの災害や事故で生存者は
 非常時に何をするか事前に知っていた。
 非常時にどうするか知らなければ、脳はもっとも
 基本的な恐怖反応に頼るようになる。恐怖の対象に
 ついて知れば知るほど、脳は恐怖を感じにくくなる。


加えて「日経ビジネス」のレビューでは
日経ビジネスらしく、ビジネスへの応用として、


 いくら多忙でも、緻密な避難法を周知して、
 日頃の訓練・シミュレーションを定期的に実施し、
 非常時に「すぐに体が動く」状態にしなければ
 ならない。そうした「備えは」、企業不祥事や
 経営環境の急激な変化への対処などビジネスの
 世界でも通じる話であるに違いない。。。


以上のことは、昨日に開催しました
独立起業★若手社長塾」原則編の最後、


「強者の戦略が常識となっている」


で触れたように、中小企業が危機的な状況で
とっさに「弱者の戦略」を取ることができるか
に通じることです。

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これは以前に、とっさの“弱者の戦略”として
ご紹介しました。少し加筆して↓下記に抜粋。

中小企業の経営者・起業家の中には、口では


「自分の会社は、番外弱者だ」


と言ってはいるものの、やっていることは
アベコベで、竹田社長曰く“狂者の戦略”と
なっている場合も多く見受けられます。

世の中では、強者の戦略が当たり前であり、
その方が格好いいので、敢えて意識しないと
ついつい強者の戦略が正しいと思いがち。
弱者の会社が、強者の戦略で経営して
“狂者の戦略”とならないようにするには、
意識して勉強勉強すること。
一過性なセミナー・勉強会で学び取れる人もいるが、
見栄っ張りで格好つけ、覚えが悪い・頑固である、
プラウドが高く人の目を気にしすぎるなどの人は、
教材などで自己洗脳的に繰り返し勉強すること。

そうすると、とっさに経営判断する際にも、
無意識に弱者の戦略を実行できるようになります。


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