先のブログでは触れずに終わってしまった
「戦略的1位の条件」である、


戦略的1位の条件

1.1位であり、
2.占有率26%以上で、
3.2位との差が10対6


この条件を満たすと、1位経費割安の原則、
1位紹介の原則、1位集中の原則によって、


1.粗利益の補給力が他社より強くなり、
2.お客を作る&維持する経費も割安になり、


それら集中効果を「市場占有率の原則」と呼びます。
こうなるのは、従業員1人当たりの経常利益が
市場占有率の2乗に比例するからだと。

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このことは、当社本格派用の教材はもちろん、
竹田社長の「ランチェスター法則のすごさ」以降の
著者でも(特に、第3章部分)、毎度の事ながら
何度も&何度も触れられています。

故に、経営の目的を市場占有率1位にすべし!!
〜とは言うモノの、自ずと時間の経過と共に、
目的と手段を取り違えたり、思わぬ方向に進み
出したりして、途中で挫折する場合が多いのが常。

y=xの2













そうなる主な原因として↑以前にも書きました
従業員1人当たりの経常利益と市場占有率との関係を
グラフに書くと、市場占有率が26%に達するまでは、


「アウトプット(お客活動) > インプット(利益)」


であり(Y=Xの2乗のグラフ↑太線)、
そうなると、人はどうしても最低限は
(敢えて先ほどとは言葉を変更)


「アウトプット(経営活動) = インプット(売上)」


この状態を求めがちになる(Y=Xのグラフ↑)。

だから一生1位になれず、「市場占有率の原則」
も経験せずに終わってしまうんです。

ですが、つい先日に開催しました
ゴールデンウィーク特別「戦略☆社長塾」では、
1位効果を経験された塾師さんが、ちょうどご参加、
その効果を熱く語っていただきました。
しかも、過去に「1位になれない」と分かった時の
引き際の美学?までを暴露・・・さすが破天荒!

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1位を経験した会社の社長は、
1位作りを目標にして経営をする。

どの商品で1位を目指すのか、
どの地域で1位を目指すのか、
どの業界・客層で1位を目指すのか、
それを決めるのも社長の戦略実力!

現状は我が社がどれくらいのレベルで、
競争相手はどれくらいのレベルなのか、
それを知るのも社長の戦略実力!

今の市場のライフサイクルがどうなのか、
新たな市場はどこにあるのか、
それを探すのも社長の戦略実力!

そして何年続けるかも社長の戦略実力!

その参考に・・・続きます。