昨日からの課題に取り組んでおります。

dmane













ドラッカー著「(旧版)マネジメント」の
「51章 トップ・マネジメントの構造」
その冒頭部分を下記に引用。


トップ・マネジメントの仕事は、1人の人間の
仕事というよりもむしろチームの仕事である。
1人の人間が、(トップ・マネジメントの)
職務が要求するさまざまな体質を兼備するなど
ということは、まずもって不可能である。
しかもトップ・マネジメントの課題を分析すれば、
1人の人間では手に余るほどの仕事があることが
わかる。それらの課題は、最小規模の企業の
場合は別として、ほかのどんな仕事にも一切手を
出さずにそれ一本槍に取り組む、少なくとも
1人の専任者と、もてる時間の少なくとも大半を
割いて、自分が現に『リーダー』をつとめ、
第一義的責任を負っている課題の一部を担う1人
ないしは2人の人間を必要としている。

ワンマン型トップ・マネジメントが、とかく
機能不全に陥りがちな理由は、それ以外にも
いくつかある。ワンマン型トップ・マネジメント
の場合には、トップの座の継承は、どんな場合
にもそれ自体として1つの『危機』となり、
まずは成功を収める見込みのない絶望的な賭け
となる。前任のトップ・マンを除いて、企業内の
だれ1人として、トップ・マネジメントの仕事を
実際にやったこともなければ、その点についての
力量を示したこともないからである。

トップ・マネジメントの職務が、チームで遂行
されるべき性質のものだということを認識する
ことは、小企業の場合にとりわけ重要である。
ワンマン型トップ・マネジメントは、もろもろの
起業が成長しかねている主たる理由をなしている。


ということと、後に書かれている
「53章 適性規模について」
「54章 企業規模とマネジメント」
「55章 不適正規模について」なども含め、

竹田社長はドラッカー氏の見解として、


中小企業は成長しない・承継できない、
とも読み取れるようなことを言っている。


と話しているんでしょうかね〜たぶん。

トップ・マネジメントが無くても生き残っている、
トップ・マネジメントがあっても消えてしまう、
そのような中小企業の実態を見てきた竹田社長
だから言い切れるのでしょうか。

dolan













「マネジメント」上巻:621ページ、
下巻:739ページ・・・昨日からの課題は以上。

それよりも私は、
「39章 管理手段と管理の経営者」に、


『マーケット・シェアは26%である』
とでもいえば、その正確性に確信があるか
のような響きをもつ。しかし普通、このような
言い方は不正確であり、何の意味もない。


と、如何にも何処かで聞いたような数値を示している
部分が、気になって&気になって・・・

ドラッカー氏は、ランチェスターを勉強したの?
ドラッカー氏は、ランチェスター経営を勉強したの?