既に誰かさんが一部、コメントされてますが(苦笑)
昨日の「小売業では売場面積の2乗に売上高が
比例・・・しなかった博多大丸」の続きです。

daimaru









博多大丸物語長澤昭・著」で↑

博多大丸2番店戦略」として語られている
中から、一部一部を抜粋です。
(若干の手直しなど有り)


ちょうど昭和56年、私はある月の全店朝会で
こんな話しをした。

「我々の店(博多大丸)は、この天神で
 岩田屋と対峙しております。
 岩田屋の面積は、31,000
 対して私どもは、22,000屬任后

 岩田屋は天神の中心部にあり、
 私どもは、やや中心部を離れています。
 入店客数は、私どもは岩田屋の
 約半分と推定しています。

 こういう状況の中で、私どもが
 この市内一番店と対抗してゆくのに、
 同じような戦略をとっていたのでは、
 圧倒されることは明らかです。
 私どもがやらねばならないことは、
 この1番店との差別化した店作りを
 することであります。

 即ち、この1番店に対して商品面、
 サービス面でベター化、個性化をはかる
 ことによって差別化を推進することです」

hdaimaru










アメリカでは10年も前から、百貨店にとって
専門店が最大の強敵であることに気付いていた。
各地で急増した大型のショッピングセンターに
百貨店と専門店が並んで入るようになっていた。

このため、当時のアメリカの百貨店業界では、

「FROM ELEPHANT TO WOLF PATCH
 (巨象より狼の群れになれ)」


という言葉が流行した。

この言葉は、百貨店の各部門が専門店と直接
対決を迫られた時、百貨店本体の一部として
その支援を頼むより、それぞれの部門が
独立して強くなり、1人1人が敵と戦わねば
ならない、ということを表している。


今まで唯一、同業の岩田屋を競争相手と考えて
いたが、実は真の競争相手は天神地下街などの
周辺の専門店であり、それに負けない
売り場作りをしていくことこそが大事だと。

専門店を目標として、専門店の持っている
良さを徹底的に研究し、その優れたものを
取り入れていくことが結局は、同業の百貨店
との競争に勝つための唯一最良の戦略である。


結果は、歴史が語ってくれています。

また詳しくは、もう終わってしまっていますが、
ギンギラ太陽’sの「流通戦争スペシャル」 を。
ですが来年早々、新たに「地上最大の作戦」が!?
(何と?今度は地下鉄かぶりもの!)