当社の代理店さんや社長塾長さんによって
各地で開催されている戦略社長塾、
教材となる「戦略☆社長 上位3%を目指して
その上位3%って一体、どういう領域でしょうか?

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と素朴に思い、「戦略☆社長」のテキストを見返すと
「第4章の5.社長は上位3%に入るのを目ざせ」
(と、なぜか「目ざせ」と表記になっていますが)
その一部分を抜粋すると・・・

 中小企業の利益状態を考えると20番〜30番が、
 実質のゼロレベルになる。同業100人中、
 5番以内か3番以内に入る必要がある。

 社長が上位5%とか3%に入ると、どうなるか。
  1.他社にない良い商品、差別化のある商品、
    競争力がある商品の確保ができる。
  2.営業地域の決め方も、効果的になる。
  3.新しいお客を作り出す方法も勝れていて、
  4.作ったお客を維持する方法も勝れている。

とのことで、これはパレートの法則に基づいて
導き出されたニュアンスで書かれているが、
実際でも黒字企業割合は30%超から、
最近ではそれを切る数値で、その平均は、

★粗利益:754.5万、純利益:28.9万円。

これは、当社で毎年作成している中小企業の
1人当たり年間純利益・粗利益調べ
より、
もっと言えばTKC経営指標(BAST)から。

年代別の利益表











では、上位3%の平均は・・・?

BASTを調べると、「優良企業」との区分があり、
割合は上位4%に当たる。その数字を計算すると、

★粗利益:1013.7万、純利益:86.8万円。

業種によってはバラツキがあるでしょうが、
この数字が目安となるかもです〜凄い!

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ちなみに、BASTの「ご利用の手引き」から、


* BASTの定義では「黒字企業」とは
  1.期末純資産がプラス、
  2.当期損益がプラス
   の条件をクリアする企業とし、

 「優良企業」とは、二期連続黒字企業を対象に、

  1.総資本経常利益率が、上位30%以内、
  2.自己資本比率が、  上位85%以内、
  3.1人当たり加工高が、上位85%以内、
  4.流動比率が、    上位85%以内、
  5.経常利益額が、   上位85%以内、
   の条件で抽出された企業群のこと。

                     (一部抜粋)
  

本になって研究されるくらいの領域か〜凄すぎる!

各地で開催されている「ランチェスター戦略社長塾」
へご参加の皆様、この領域を目指して頑張りましょう!
もちろん代理店さん、塾長さん・・当社も!?