この9月から開始する「ランチェスター社長学☆勉強会
に向け、いろいろと準備しているのですが、勉強会に参加
されてなくとも既にテキストである「ランチェスター社長学
をお読みになった方ならお分かりでしょうが、この中には
ランチェスター経営ではお馴染みの「竹田ビジネスモデル
は一切、出てきません。

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似たような「トータルマネージメント」との図はあります。
しかし、経営の構成要因&実行の手順との組み合わせを示した
図でもなく、途中に文章で箇条書きした程度です。
大事なウエイト付けも羅列した程度で統合されてません。

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私がランチェスター経営(株)に入社した2002年9月
には、会議室の壁にも掲示されている「戦略4兄弟ポスター」
その1枚に竹田ビジネスモデルがありました。
(このポスターが最初に竹田ビジネスモデルを掲載?)

その年の11月に出版された「小さな会社★儲けのルール
には、8大要因とそのウエイト付けには触れられてますが、
竹田ビジネスモデルまでは言及されてません。
竹田社長が書かなかった本だからと言えなくもないですが
(笑)翌年の7月、ようやく次作(自作)の著書
小さな会社★社長のルール」では、すごく丁寧に
竹田ビジネスモデルに言及されてます。
(なので、栢野様がビジネスモデルを示したは間違い)

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当社の教材は当初、音声テープ(カセットテープ)教材が
完成した後で、佐賀の代理店さんからの要請もあり、
制作者・竹田社長自身が出演したビデオ教材を制作。

音声テープのフルラインの中には、8大要因は出てきます
が竹田ビジネスモデルまでには到ってません。
例えば、古市幸雄様や、栢野克己様破天荒な塾師・渡部様
ついでにテルリー村上様がお勧めされる
    「小企業の経営戦略
     (スモールビジネス・サクセスプログラム)
では、経営の構造と8大要点と、願望達成のプロセスと
して、竹田ビジネスモデルに統合される直前の姿を
目にする(耳にする)事が出来ます。

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ビデオ教材では、「旧・経営戦略(現・戦略☆名人)」
「旧・経営計画」では、竹田ビジネスモデルに近い
カタチですが、時間が横にあったり、顧客対応が入って
無かったりで、試行錯誤されている様子を伺えます。
(この2作品を早々に改訂させたのは、その理由で?)

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組織戦略」「財務戦略」「時間戦略」や、戦略社長塾で
教材として使用する「旧・戦略社長」では、初めて、
経営の構成要因と実行の構成要因として、情報と革新が
書かれてない図が出てきますが、名前は無いままです。
その後が「信用調査と引掛り防止」で、ようやく
情報と革新が入ってきますが、名前はありません。

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となると、次の教材は「独立起業の成功戦略」です。
これは、私が入社して勉強会でインストラクターになり
開催しようにも、特に50歳過ぎの年配の社長には、
どうにも話しが出来ないとのことで、起業家向けに
独立起業★若手社長塾」を開催し、その教材として
使用するため、2003年7月に完成されました。
(だから実際に、凄く分かりやすい内容です)

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そんな歴史があって完成させた竹田ビジネスモデル、
途中で竹田社長自らも竹田ビジネスチャートとか呼んだり
もしてますが(笑)、研究を始めて25年もかかっただけ
あって、多くの経営者・起業家の方々が、自社の経営を
整理整頓する際に凄く参考にしやすくなっています。

ですが、竹田ビジネスモデルが完成する前の教材や著書は、
まとまっていない分、個々で詳しく説明がされていたり、
いろんな角度での分析、事例紹介がなされています。

弱者必勝の戦略・文庫本弱者必勝の戦略・ビジネス社












私が前職時代、たまたま一番最初に購入した↑
ランチェスター弱者必勝の戦略」(1986年の著
その文庫版は↑現在かれこれ15刷です。
また、特にビデオ教材「旧・経営計画」は、ある方
自身の経営戦略では最高峰とする著書でも、名だたる
参考文献の中の1冊としてご紹介頂いてます。

竹田ビジネスモデルありきで説明がされて無い分、
いろんな事実とその検証を刻々と繰り返している点で、
個々での置換えと応用がしやすくなっているようです。

ですから「ランチェスター社長学」も、今回の勉強会で
お手伝い頂く竹内正浩様が、その読み応えに驚かれた
のではないでしょうか。

竹内さま社長学1竹内さま社長学2







竹田ビジネスモデル、その完成後の教材や著書などで、
ランチェスター経営に触れられた方々も、より一層、
ランチェスター戦略自体の勉強とともに、自社にあった
差別化された弱者の経営戦略を構築させるためにも、
9月から開始する「ランチェスター社長学☆勉強会
へ、ご参加される・されないはともかくとして、
「ランチェスター社長学」などの著書に触れてみては
いかがでしょうか(でも絶版です)。

ちなみに、CDやDVD教材の多くのパッケージには
下記の↓竹田ビジネスモデルが印刷されてますが、


・商品対策。目的、目標、戦略、仕組、戦術、情報
・地域対策。目的、目標、戦略、仕組、戦術、情報
・客層対策。目的、目標、戦略、仕組、戦術、情報
・営業対策。目的、目標、戦略、仕組、戦術、情報
・顧客対応。目的、目標、戦略、仕組、戦術、情報
・組織対策。目的、目標、戦略、仕組、戦術、情報
・財務対策。目的、目標、戦略、仕組、戦術、情報
・時間対策。目的、目標、戦略、仕組、戦術、情報


もちろん、CD化・DVD化されたのが、つい最近のこと
ですし、ここまで略式化している点を竹田社長に尋ねると、
「単にスペースが足らんかっただけ」
と、肩すかしな返事を・・・苦笑。

未知との遭遇












*以上のように、著書「ランチェスター社長学」から
 参考になるような内容、そこからの考察などを
 「ランチェスター社長学☆通信」
 としてご紹介していこうと思ってます。
 もちろん、スケジュールが合えば、
 「ランチェスター社長学☆勉強会」へ
 ご参加をよろしくお待ち申し上げます・笑