ランチェスター経営(株)教材「顧客戦略」DVD
顧客対応の第1段階として「お客に不便をかけない
とのことで最初に、名刺について解説されています。

part3_07_210[1]











その最後の部分で、
(分かりやすく、内容に若干の加工をしてます)、


 名刺に「お客中心の○○○建設」とか、
 「顧客第一主義の税理士法人◇◇◇◇」と
 印刷している場合があるが、そういうのは止めるべき。
 お客中心かどうかは、お客様が利用すれば分かる。

 これは「私は良い大学を出てますよ」とか、
 「私は美人でございます」とか、
 「私は真面目ですよ」と言っているのと同じ。

 お客様の立場から見ればどうなのか、
 自分の都合を入れずに、さりげなく実行で示す。


これは何も教材に限らず、竹田社長の著書
小さな会社は1通の“感謝コミ”で儲けなさい
の中でも(長いので、一部を抜粋)、


・公職や名誉職を印刷することは、自己満足な人。
 物事を自己中心にしか考えられない物的証拠。

・経営理念や会社の主義主張などは、あくまで
 会社の内部の事で、お客には全く関係無いこと。
 印刷するよりも実行することに意義があるので、
 実行で示して初めて有効になる。

・人生の主義主張も同じく、お客には全く
 関係無いこと。“おかど違い”である。

_BO2,204,203,2













以上は名刺に限らず、ビジネスをする上で、
「お客の都合:100% 自分の都合:0%」
との顧客対応の考え方は、なかなか難しいですが
ランチェスター経営を学ぶ者にとっては基本中の基本。
ましてや、ランチェスター経営を教える立場なら、
しっかりと押さえておかないといけないポイントです。

ただ、人間は自己中心的な生き物ですから、
常に自問自答しておかないといけないんでしょう。
なので、教材DVD・CDで繰り返し学習が必須、
ある意味での繰り返し学習・自己暗示でしょうか。
私も反面教師となりがちですから、勉強&学習・・・

小さな会社共著





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なお、同じDVDで、次の章の「感謝は態度で示せ」、
その「感謝の心を育てる」の途中で、
(分かりやすく、内容に若干の加工をしてます)


・「感謝」と書くのが感謝ではない。
 自分の事ばかりを言ったり書いたり撮ったりして、
 最後に「感謝しかない」と締める人がいるが、
 これは本当の意味での感謝ではない。


加えて、以前にも書きました
「小さな会社★儲けのルール」じゃ儲からない?!
の通り、特に独立者・起業家・過激派以外は、
1歩謙った「お客に不便をかけない」心構えが
常々、必要なんでしょう。