先日にご紹介した禁断のニュースレター
「ランチェスターマネジメント・レポート」

その一部分をご紹介します。
ご参考ください。
「ランチェスターマネジメント・レポート」
その一部分をご紹介します。
ご参考ください。
その方から電話がかかってきたのは2001年7月4日
でした。電話の内容は「経営戦略を研究したいので、
テープのカタログを送って欲しい」というものでした。
仕事は牛乳の宅配業で、はじめて3年ぐらいでした。
どういうきっかけで牛乳の宅配業を始めたのですかと
聞くと、その方は「前は地元の信用金庫に勤めていた
が、業績が思わしくなかった。そのために幹部は役所
から天下ってきた人達や銀行から出向している人達で
占められていた」「彼らは単なるサラリーマンで、
業績を良くする気構えなど全くない。それに上層部の
人が変わるたびに経営方針がクルクル変わるので、
第1戦で営業するものにとっては、仕事に力が入らない」
「そうしたやるせない日が長く続いたので、意を決して
会社を辞め、宅配牛乳の事業を始めた」というのでした。
さらに「営業には慣れているとはいえ、家庭を1件
1件回って新規開拓を進める仕事は、信用金庫時代の
営業とはだいぶ勝手が違っていたので、とても苦労
した。それでも1件、2件とお客が増えていき、1000件
近くなったことで、ようやく明るさも見えてきた」
「そんなある日、どうも体調が勝れないという日が
続いたので意を決して病院に行き、検査を受けた。
それから何日か後に、結果が知らされた。それは血液
のガンだった。直ぐに入院。抗ガン剤を打ちながら
治療を続けていた。その間の牛乳配達は、奥さんと
娘さんの2人が力を合わせて支えてくれている」
「体調が少し良くなったので、入院中に経営戦略の
研究をしておき、退院後には営業に全力で打ち込みたい
と考えた。そのとき知人から聞いていたのを思い出して、
ランチェスター経営に電話をした」というのものでした。
カタログを送ったら、直ぐテープの申込みがありました。
ラジカセを使って、病院で勉強を続けていて、2回ほど
質問の電話がかかってきました。そのとき「あと3ヶ月
ぐらいで退院できると思う」と、希望に満ちた声で
私に話してくれました。私も、その方が1日も早く元気な
体になれることを祈っていました。
それから3ヶ月後、奥さんから電話がかかってきました。
抗ガン剤の使用で一時は治まっていたガンも、そのあと
再び増殖を始め、結局2001年10月に他界されたというの
です。53歳の若さでした。向上心に燃える熱心なその方
が亡くなられたのは、とても残念でした。
その方自身、とても無念だったでしょうが、あとに
残された奥さんと娘さんの2人が受けたショックは、他人
には分からないほど、とても大きかったはずです。
その時ふと「人生は1回限り、やり直しがきかない」
という、森信三先生の教訓を思い出したのです。私自身、
まだ親からもらった可能性の10分の1も出し切れていない。
その方に負けない向上心を持ち続け、生きているうちに、
『本人も知らない神の宝』と呼ばれる潜在能力の開発に
努めなければならないと、しみじみ思ったものです。
そして「立ち止まってなどおられない。まだまだ前進だ」と、
自分に言い聞かせました。
ランチェスター経営(株) 竹田陽一
コメント
コメント一覧 (4)
できれば手に入れて読みたいです。
文章は、わざわざ伏せ字にしてますから、勉強会で
ご来社の時にでもご覧になって下さい。
本当に学びの多い話ですね。
人生一度きり、今やらねばいつ出来る?
胸に刻んで今日からまた頑張ります!
GW中によい話をありがとうございます。
先日のブログ先生の挙式では、いつも以上にお綺麗な〜ドキドキ!
この文面、ストレートな意味でも学びがありますが、
別の意味で・・・カテゴリを「竹田陽一」にしてます。
故人ではありますが、15歳下の人からも
謙虚に学ぶ姿勢、いつもながら敬服です。
・・・私も助さんから。