1位を経験した会社の社長は、
1位作りを目標にして経営をする。

どの商品で1位を目指すのか、
どの地域で1位を目指すのか、
どの業界・客層で1位を目指すのか、
それを決めるのも社長の戦略実力!

現状は我が社がどれくらいのレベルで、
競争相手はどれくらいのレベルなのか、
それを知るのも社長の戦略実力!

今の市場のライフサイクルがどうなのか、
新たな市場はどこにあるのか、
それを探すのも社長の戦略実力!

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と、ゴールデンウィーク特別「戦略☆社長塾」  
その後記の最後に書き綴りました。

そして、最後の最後の締めくくりは、
「そして何年続けるかも社長の戦略実力!」と。

このことに参考になるのが、
ランチェスター法則から導き出された、
必勝の法則(必勝の理論、数学的根拠)。


目的・目標・戦略と、社長が決定した後に、
その達成期間が1年と設定したのであれば、
1位の会社の2.83倍(約3倍)の戦術力を
投入しなければ、1位になることは出来ない。

しかし、経営では1年間との目標だと、
値崩れが起きるので避ける方が効果的。
だから、3年・5年と目標を伸ばす。

・3年なら、1位の1.7倍
・5年なら、1位の1.3倍

*この辺りの内容は、竹田社長著書の
 「ランチェスター法則のすごさ」から要約


口では「何年までに1位になってみせる」と
豪語しながら、実際は人も金も1位の会社よりも
はるかに少量しか投入していないという社長が
少なからずいる。これでは1位になれる物理的な
根拠は何もない。こうした会社は、たとえ
どんなに有名な神社で必勝祈願をしてもらおうが、
どんなに従業員のやる気を叱咤しようが、
決して1位になることはない。

精神論だけに頼って具体的な手だてを講じない
社長は、太平洋戦争に敗北した日本軍の指揮官と
同じ失敗を繰り返そうとしているようなもの。
こういう社長は、まじない師や占い師には向く
かもしれないが、経営者としては失格だ。
社長が「占い師」では、従業員も「売らない師」
になるので、ほどなく危ない会社になる。
危ない会社になれば、最後は社長が・・・

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とのことは、本当は「社長塾」4回目のテーマ
「強者の戦略と弱者の戦略」なんですが。

また、5月24日(火)・28日(土) に、
(たぶん)忘れずに触れていきたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。